京おおばん お抹茶くずねり

世田谷線・松陰神社前駅の近くに2024年にオープンした和菓子店「京おおばん」は、地元だけでなくスイーツ好きの間でも注目を集める存在です。看板商品は、濃厚な抹茶クリームをたっぷり包んで焼き上げた大判焼き「お抹茶おおばん」で、抹茶の香りとしっとりとした生地のバランスが絶妙ですね。特に人気なのが、ユーミンをも魅了した和スイーツ「お抹茶くずねり」。ぷるぷるとした食感と抹茶の香りが口の中で広がり、一度食べると忘れられない味わいです。

この「お抹茶くずねり」に使用されている抹茶は、京都の名門問屋から取り寄せた石臼挽きの高級宇治抹茶で、品質の高さが一口目から伝わります。葛城葛や牛乳、生クリームなどと混ぜ合わせた後、絶妙な火加減で丁寧に加熱し、抹茶の旨味を最大限に引き出していますね。さらに、冷蔵庫で一晩冷やすことで、抹茶の風味がぎゅっと凝縮され、濃厚でなめらかな口当たりが完成します。最後に付属の追い抹茶をかければ、香りがさらに立ち、豊かな抹茶体験が口いっぱいに広がる仕組みです。香り・食感・味のすべてが計算された逸品で、和スイーツ好きにはたまらない一品ですね。

ツバメヤ日本橋店 わらび餅

東京・日本橋に店を構える和菓子店「ツバメヤ 日本橋店」は、手作り和菓子の数々が並ぶ落ち着いた雰囲気のお店です。中でも、ユーミンが特にお気に入りとして挙げる和スイーツが「わらび餅 8切入 」で、その美しい見た目と上品な味わいで人気を集めています。ぷっくりまん丸に形作られたわらび餅は、きな粉がたっぷりと振りかけられ、口に入れるとトロトロとろける食感がたまらないですね。ひとつひとつ手で丸く切られているため、瑞々しさをしっかり閉じ込めているのも特徴です。

このわらび餅に使われている黒糖は、沖縄県波照間島産のものを贅沢に使用しており、ほのかに上品な甘みを感じられます。さらに、たっぷり振りかけられたきな粉は、北海道産大豆「とよまさり」を厳選し、このわらび餅のためだけに特別に焙煎した一級品です。黒糖のまろやかな甘みと、香ばしいきな粉の香りが絶妙に組み合わさり、口に入れた瞬間、素材の良さが存分に広がります。見た目の可愛らしさだけでなく、職人の丁寧な手仕事と素材へのこだわりを感じられる一品ですね。和菓子好きやスイーツファンにはぜひ味わってほしい逸品です。

紀の善神楽坂 抹茶ババロア

東京・神楽坂に店を構える「紀の善 神楽坂」は、創業から約160年の歴史を誇る老舗の甘味処です。あんみつやぜんざいなど、昔ながらの人気スイーツで多くの人に愛されてきましたが、2022年には惜しまれつつ一度閉店。しかし、お客さんの復活を望む声に応える形で、3年の時を経て今年の7月に再オープンを果たしました。歴史あるお店の味わいが再び楽しめるのは嬉しいニュースですね。

そんな「紀の善」でユーミンが特に愛する和スイーツが「抹茶ババロア」です。口に運べば濃厚な抹茶の風味がふわっと広がり、滑らかな舌触りと共に心を満たしてくれます。使用されるのは贅沢な高級宇治抹茶で、絶妙な温度で混ぜることでなめらかさを最大限に引き出していますね。そして、抹茶のほのかな苦味を引き立てるのが、最高級の丹波大納言小豆で作られた粒あん。抹茶の奥深い香りとあんこの上品な甘み、生クリームのまろやかさが三位一体となり、一口ごとに至福のハーモニーを奏でます。